油山のふもと、柏原の地域で50名の障害のある仲間たちが暮らしています。年齢も障害もさまざまな仲間たちが「タカ組」「わいわいハウス」「ロック」「いいともハウス」の４つの棟に分かれ、それぞれのペースで自分らしい生活を築いています。日中は仕事に出かけ、休みには買い物に行ったり、外食したり・・・。時には少人数で旅行に行くこともあります。障害があろうとなかろうと「あたりまえ」の生活を大切にしています。

　そもそも「あたりまえ」の生活って何だろう？　普段何気なく過ごしているこの生活。障害のある仲間たちにとって、そのことがいかに貴重なことか・・・いろいろ気づかされます。